山形県土地家屋調査士会

【目的】

小学生に日頃勉強している算数が仕事に役立つこと(図形の拡大・測量の面白さ)・こんな仕事もある(財産を守る)を伝え、柔軟な発想を持つ独創的な人材の育成に寄与する。

【経緯】

世界中でコロナ禍の影響で様々な行事が中止にななっていた中、地元小学校も例外ではなかった。そんな中、天童市立天童南部小学校の校長先生より、会員に是非子供たちに思い出を作ってやりたいとのお話をいただき、卒業生が今授業で習っている拡大・縮小を生かして、かつて業務で使用していた平板測量道具を用いてグラウンドに子供たちと校章を描くこととした。

【目指すもの】

子供たちに授業で習ったいることが仕事に役立つことを伝える。
今回の作業が日頃目にしている地図作成の原型であることを知ってもらう。
我々「土地家屋調査士」が地図の作成や不動産(土地・家屋)を守る礎であることを知ってもらう。

【事業経過と結果】

小学校の担当教諭との打ち合わせ、担当部会にて機材の点検、人員の確保等で働きかけ、令和 2 年11月17日 午後1時45分~午後 3 時 15分
天童市立天童南部小学校グラウンドにて事業実施対象児童 6 年生 103 名 教員 5 名
参加会員20名
例年であれば天候が心配なところでしたが、すばらしい天候の中実施することが出来た。
子供たちも元気にかつ積極的に作業してくれて、予定時間中に校章を描くことが出来た。
最後に参加者全員で記念写真を撮影し、子供たちの卒業アルバムに掲載していただくとのことでした。
当日、地方テレビの撮影もあり、夕方のニュースに取り上げていただくことが出来、県民へのアピールにもつながりました。

【登記制度について創造されたもの】

小学生が日頃勉強している算数が、仕事に役立つこと ( 図形の拡大、縮小 ・測量の面白さ )、地図作成につながることを体験してもらい、こんな仕事 もあることを伝えることにより、次代を担う土地家屋調査士が生まれること を期待した。 また、マスコミに取り上げていただくことにより、土地家屋調査士がこのような取り組みをとおして社会貢献もしていること、調査士と登記制度につい ても広く周知することが出来た。

【創造されたものを活かすには】

ここ数年継続してこの活動をしてきているが、今後も様々な形で社会貢献することに より土地家屋調査士制度、登記制度を周知することになるものと考える。

天童市立天童南部小学校校章