石川県土地家屋調査士会

【目的】

調査士会館の屋上にGNSSアンテナを設置し、常時観測およびデータ配信を行う。
有志の会員を募り研究を進め設置運用し結果報告を兼ね研修会等を開催する。
将来的には国土地理院の「民間等電子基準点」登録を目指す。

【経緯】

現在不動産登記規則77条があるにもかかわらず、世界測地系による地積測量図を作成している会員は多いとは言えない状況である、この事業をきっかけに、今まで以上に業務において利用しやすい環境を作っていきたい。
さらには石川県土地家屋調査士会が地理空間情報の活用推進に積極的であることを内外にアピールしたい。

【目指すもの】

まずは本プロジェクトによって、会員が今まで以上に GNSS の理解を深め、業務において積極的に利用できるようにする。
さらに、このプロジェクトに賛同した会員が自己の事務所に設置するようになれば、ネットワーク型 RTK ができるようになるエリアがどんどん拡大される。
この結果、将来的には会員のみならず誰でも土地の調査・測量をする際に手軽に GNSS が利用できる世界を目指す。

【登記制度について創造されたもの】

登記の際に提供する地積測量図を世界測地系によるものとし、地籍情報の高度化に寄与する。

【創造されたものを活かすには】

研修会の実施により会員のスキルアップ